米半導体大手インテルが23日発表した4-6月期(第2四半期)決算は、在宅勤務の普及が追い風となり、大幅な増益となった。しかし、次世代チップの開発がさらに遅れると明らかにしたことが嫌気され、時間外取引で株価が急落した。利益は前年同期比22%増の51億1000万ドル。1株利益は前年の0.92ドルから1.19ドルに増え、ファクトセットがまとめた市場予想を上回った。調整後ベースの1株利益も1.23ドルに増加した。売上高は197億3000万ドルと19%強増加し、市場予想を上回った。一方、インテルは次世代CPU(中央演算処理装置)の柱となる7ナノメートルの半導体技術の開発がさらに遅れていると明らかにした。これにより、製品投入は当初計画から1年遅れになるという。
インテル、4-6月は増収増益 最先端チップの開発遅延を警告
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