米大統領選の有権者には特異なグループがある。政治観は穏健で、ドナルド・トランプ氏とジョー・バイデン氏のどちらも積極的に支持しておらず、政治システムに不満を持ち、投票するのか、投票するとしても誰を支持するのか明確に決まっていない人たちだ。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した最近の世論調査によると、大統領選でどちらの陣営にとっても今から獲得できる可能性のある有権者はわずか13%にすぎなかった。