年収600万円以上でも仕事着はユニクロでOK

 また仕事着をユニクロなどの衣料品チェーンで買う人は、平成女性では43%だが、氷河期やバブルの女性では31~32%である(図表1)。

 ショッピングセンターやモールで買う平成女性も多いが、氷河期女性のほうが少し多い。ネットショッピングも氷河期女性のほうが多い。平成女性がユニクロなどのチェーン店に非常に集中していることがわかる。

 仕事着をユニクロで済ます女性はお金がないわけではない。

 女性の年収別に、仕事用の服を買う場合のチェーン店利用度を見ると、平成女性では年収にかかわらず40%前後がユニクロなどのチェーン店を利用している(図表2)。600万円以上でも42%が利用しているのである。

 だが氷河期女性やバブル女性では、100~200万円未満の女性はチェーン店利用が33~36%だが、600万円以上では18~19%だけである。

 もちろんこれは世代ではなく年齢の影響もある。40~50代なのに仕事でユニクロはないよな、という気持ちが働くだろうからだ。

 だが、平成世代は今後年をとっても、ユニクロなどでスーツを買い続ける可能性が高い。

 そもそも仕事にスーツを着る時代ではなくなるし、コロナの影響もあって在宅勤務が普及するとますますスーツは着なくなる。そうなれば一段とスーツにお金はかけなくなり、ユニクロなどのカジュアルウェアを着て働く人が増えるだろう。

 このように平成世代の中古志向、シンプル志向は明らかだが、コロナの影響で、衛生面でのリスク意識から中古品を避ける傾向が表れないとは限らない。この点は今後注視したい。