――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)の影響か、アップルは大イベントである「iPhone(アイフォーン)」の発売を数週間遅らせる事態となった。だが、この暗雲の縁からは明るい光も見えている。  アップルは、7月30日に行った第3四半期(4-6月期)決算発表の電話会見の中で、今年のアイフォーン旗艦モデルの発売について、例年の9月末から数週間遅れることを認めた。