米フェイスブックは交流サイト上の過激な投稿を巡り、インドの一部議員による非難の矢面に立たされている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先週14日、フェイスブックに与党・インド人民党(BJP)や強硬派ヒンズー教徒をひいきにする傾向が見られるとする現・元従業員の話を伝えた。このWSJ報道を受けて、野党議員らが行動を起こしている。野党・国民会議派のシャシ・タルール議員は16日、自身が委員長を務める議会IT(情報技術)委員会が、市民の権利保護やソーシャルメディア基盤の乱用防止について、フェイスブックに情報を求めるとツイート。与党寄りだとする報道やヘイトスピーチ(憎悪表現)対策について問い質したいとの考えを示した。
フェイスブック、インドでヘイトスピーチ容認か 野党議員が非難
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