「感じのいい人になれるか」は、毎日のメールで決まる。「相手に間違ったニュアンスで伝わってしまう」「文面がこわいと言われるが、原因がわからない」「メールの返信に時間がかかりすぎて、1日が終わってしまう」。メール仕事には、意外と悩みがつきものです。本連載では、中川路亜紀著『新版 気のきいた短いメールが書ける本』(ダイヤモンド社)から編集・抜粋し、迷いがちなメールの悩みを解決するヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)

体調不良や家族の事情などで、突然会社を休まなくてはいけないこともありますよね。そんなとき、“感じのいい人”は、どのように上司に連絡しているのでしょうか?休む連絡だからこそ気をつけたい、伝え方のコツをご紹介します。
急に会社を休むときのメールは?
急に休むことになった場合は、まず電話で連絡するという会社は多いでしょう。その場合も、伝達事項が多い場合は、以下のようにメールでまとめて送ったほうが上司は助かります。
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子どもが熱を出してしまい、
本日出勤できなくなってしまいました。
たいへん申し訳ありません。
本日は午後2時に○○社が
来社される予定でしたが、私からご連絡して
延期をお願いしようと思います。
また、午前中にチラシの校正が出る予定ですが、
こちらでチェックして戻すようにします。
ご迷惑をおかけします。
何かありましたら、メールまたは携帯にご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
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また、簡単に体調不良で休むという連絡を伝えるときは、以下のようなフレーズを使うのもよいでしょう。
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たいへん申し訳ありませんが、本日は体調が悪く、お休みをいただきたいと思います。
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会社に遅刻しそうなときは?
いつも通り会社に向かっていても、人身事故や天候によって交通機関が運休や遅延することはよくあることです。そんなときは以下のような連絡を上司にするとよいでしょう。ポイントは、状況をなるべく具体的に伝えることです。
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現在、中央線が止まっており、荻窪駅で足止めをくっております。
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※本記事は『新版 気のきいた短いメールが書ける本』を一部抜粋・編集したものです。