Photo:Yuichi Yamazaki/gettyimages
「山P」が文春砲のターゲットに
活動自粛の裏で囁かれる真相とは
「山P」の愛称で知られる人気アイドル・山下智久さんが、芸能活動を自粛すると発表した。
ご存じ「文春砲」によって、ファッション誌の表紙を飾る現役女子高生モデルの17歳の少女と共に飲酒をしたことがスッパ抜かれたからだが、同じ場にいた亀梨和也さんが「厳重注意の上、書面による反省」で済んだのに対して、山下さんだけにこのような重い処分が下されたのは、飲食後にホテルでこの少女と8時間も過ごしたからだ、と芸能リポーターたちは説明している。
「取引先」ともいえるジャニーズ事務所への忖度から、奥歯に物が挟まったような言い方になっているのかもしれないが、要するに、東京都青少年健全育成条例に引っかかる「淫行」の疑惑もあるので、謹慎せざるを得なくなったというわけだ。
さらに、ヘビーな疑惑を指摘する人たちもいる。髙橋裕樹弁護士は、「この性交渉の対価と明言しなくても、タクシー代としてお金を渡したり、何かを買ってあげたりすれば児童買春です」(日刊ゲンダイデジタル8月16日)と言っている。つまり、山下さんが少女に飲食代を奢っていたり、ホテルまでのタクシー代を払っていたりした場合、「児童買春」の可能性もあるというワケだ。
などと説明すると、山下さんのファンの皆さんから「店にまで18歳以上だと偽っていたのだから、どちらかと言えば山Pは被害者だ!」とか「相手だって同意の上なんだから、買春でも淫行でもない!」という怒声が飛んできそうだ。
実際、ネット民によって当事者だと「特定」された女子高生モデルに対して、すでにSNS上で「絶対にハニートラップだ」「日本から出て行け」など、壮絶なバッシングが始まっている。また、ワイドショーのコメンテーターたちからは、「男女の出会いの場で、年齢を偽られたらどうしようもないもんねえ」などと、淫行のイの字も出てこない状況だ。
だが、こういう主張は残念ながら、世間一般の「常識」と大きくかけ離れていると言わざるを得ない。これまで、今回の山下さんと同じようなことをした人たちのほとんどが、逮捕されてしまったり、一定期間仕事を休まざるを得なくなったりと、それなりの社会的制裁を受けているからだ。