ダウ工業株30種平均の構成銘柄からエクソンモービルが外れることは、苦戦する米国のエネルギー・セクターの影響力低下を示す最新の兆しだ。来週の取引が始まる時には、ダウ平均に含まれるエネルギー株はシェブロンのみとなる。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの分析によると、株価平均型の同指数に占める割合はわずか2.1%となる。より広範なS&P500種株価指数でも、このグループはさえない。その比重は2.5%未満に減り、エネルギー部門の影響力は11業種の中で最低となっている。2011年末と比較すると劇的な衰退だ。S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスのハワード・シルバーブラット氏によると、当時エネルギー株は市場の12%を占めていた。
エクソン、ダウ平均から除外 セクターの影響力低下示す
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