仕事も、暮らしも、全てが仮想空間にシフトする。アフターコロナの世界に起きる人類の強制進化的な生き方について書いた「仮想空間シフト」を2020年8月に山口周氏との共著で出版した尾原和啓氏と、5回の転職を成功させ著書「転職と副業の掛け算」がベストセラーとなり、会社員でありながら副業で売り上げ5億円、年収で1億円を稼ぐmotoさんこと戸塚さんとの対談を実施。アフターコロナにサラリーマンが考えるべきことをクリアに言語化していきます。(文/平澤元気)
仕事に対する
「これまでの価値観」が崩壊している
尾原 今回、コロナによって人々の働き方や生き方がガラっと変わってしまった、ということについて対談するという企画なのですが、それならもうmotoさんしかいないでしょう! ということで来ていただきました。よろしくお願いいたします。
moto よろしくお願いします。
尾原 もうmotoさんなら百万回くらい聞かれていることかもしれませんが、人の生き方や働き方がコロナ禍でどう変わったか、もしくはこれからどう変わるかということに対して何か分析ってありますか?
moto 今回尾原さんと山口さんが対談されていた「仮想空間シフト」を読ませて頂きましたが、本の中で書かれていたことがコロナによって一気に近づいてきたように感じました。もしこの本を去年読んでいたら、遠い未来の話のように感じていたと思うんですが、コロナによってもうすぐそこまで迫ってきたんだな、という感覚を持ちました。
尾原 ありがとうございます。具体的にはどういったところがそう感じられましたか?