転職・就職 新14メガトレンド#6
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コロナ時代の転職術とはどうあるべきか?5回の転職で年収を240万円から1500万円まで増やした転職の達人、motoさんにそのノウハウを聞いた。特集『転職・就職 新14メガトレンド』(全14回)の#6は、全3回でお届けするmotoさんインタビューの第2弾。「今絶対に転職してはダメ」とmotoさんが断言する人の条件を紹介する。(聞き手/ダイヤモンド編集部 加藤桃子)

>>motoさんインタビュー第1弾『転職の達人motoさんが今「メガバンク・商社は絶対選ばない」理由』から読む

「コロナで商談できない」営業マンは
絶対に転職してはいけない

――新型コロナウイルス問題をきっかけに転職を意識する人も増えていると思います。転職を検討する上で、注意点があれば教えてください。

moto 転職を意識することよりも、まず、「コロナ下の厳しい状況の中でどうやって会社の売り上げに貢献するのか?」ということを重視するべきです。

moto
moto/1987年長野県生まれ。SNSで転職や副業、年収に関する発信をしているサラリーマン。副業としてブログを事業化し、会社を経営している。2019年には初の著作『転職と副業のかけ算』が発売された。 Photo by Kazutoshi Sumitomo

 例えば営業マンの間では、「リモート勤務になって新規営業に行けない。どうしたらよいか分からない」という声が非常に増えています。この人たちは、コロナという環境を言い訳にして売り上げをつくれていません。いわば、頭が思考停止し、to do(やるべきこと)を自分で見つけられていない。「現代社会で生き残る力」が不足していて、非常に危険です。

 たとえ今の会社でやることがないからといって転職したとしても、コロナが長期化してリモート勤務が定着した場合、この人たちの役割は次の会社でもなくなるでしょう。つまり、転職で失敗してしまうのです。このような思考停止に陥っている人たちが一斉に転職しようとするのは、採用側の企業にとっても危険な兆候といえます。

「厳しい状況だから今、転職しよう」と焦るのではなく、「厳しい状況の中で何をしよう?」と考えられる力を付けることが先決です。