中国政府と香港民主派の衝突で、台湾は中国共産党に対する憤りと懸念を深めており、軍事防衛力を高めようとする試みに新たなエネルギーを注いでいる。台湾の蔡英文総裁はここ数週のうちに過去最大の軍事予算を発表し、米国や他の民主主義国と国家安全保障についてより緊密に協力すると言明した。背景には、中国政府が香港で新たな国家安全法を施行したことと台湾海峡で軍事演習を行い台湾を威嚇したことがある。蔡氏は27日のオーストラリア戦略政策研究所のオンライン放送で、「香港の後、ますます台湾が自由と民主主義の前線に立っている」と述べた。台湾は防衛を強化している、なぜなら「私たちの現状からすると、強さは抑止と相互に関連しているからだ」という。
台湾、軍事力強化に動く 香港の二の舞い恐れ
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