今年7月、張一鳴氏が北京の自宅で朝食を取っていると、コンピューターの画面にメッセージが飛び込んできた。友人が送ってきたリンクの先でトランプ大統領はこう話していた。新型コロナウイルスの発生源は中国であり、対応の一環として張氏が創業した人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を禁止するかもしれない――。張氏は心底驚いた。「中国ウイルスだって?」。張氏はのちに周囲にそう語った。新型ウイルスがTikTokと何の関係があるのか。当初の衝撃から事態は急激に悪化した。まずトランプ氏が踏み込んだ。大統領はTikTokが収集したデータを通じて米国の国家安全保障を脅かしていることを理由に、親会社に同アプリの米国事業の売却を命じた。売却しない場合、同アプリの米国での事業は禁止される。
世界目指したTikTok創業者、米中対立に戸惑う
有料会員限定
あなたにおすすめ

オートマ車の信号待ちで「ニュートラル」にする人が知らない事実
吉川賢一

「暴落は必ずやってくる」資産20億円“日本のバフェット”シゲルさんが、株価暴落当日に「すぐしたこと」とは?〈再配信〉
松田小牧

「旅行、どうだった?」と聞く人は嫌われる。「頭のいい人」はどう聞いている?
中田豊一

「自立できない子」の親が無意識に繰り返している4つのNG発言
モンテッソーリ教師あきえ

第2回:もっと子どもが幸せな社会へ。男性育業100%を達成したタカラトミーの大胆な人事改革
PR

「え、そんなお金もかかるの...!?」私立高校の授業料無償化、知らないとマズい「3つの落とし穴」
深田晶恵

「お忙しいところすみません」と言われたとき、無愛想な人は「はい」と答える。感じのいい人は何と答える?
川原礼子

第1回:育児も仕事もチーム戦!“男性中心”の建設業界で、大和リースに「長期育業」が浸透した理由とは
PR