ドナルド・トランプ米大統領の元顧問弁護士、マイケル・コーエン受刑者が8日に発売予定の回顧録で、トランプ氏が日常的に性差別的、人種差別的な発言をしていたほか、ロシアの「プーチン大統領を愛していた」と主張していることが明らかとなった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が出版前の回顧録「Disloyal: A Memoir」の内容を確認した。その中でコーエン氏は、トランプ氏が執務室できれいな女性たちを追い詰め、女性たちが後ずさりをしているにもかかわらず無理やりキスをしているところを目撃したと主張。女性の頬をつかんで引き寄せていたことも度々あったという。20人余りの女性が近年、トランプ氏の性的不品行を告発しているが、同氏はこうした主張を否定している。