ドナルド・トランプ大統領の元選挙対策本部長で、現在非公式の政治アドバイザーを務めているコーリー・ルワンドウスキ氏は、2016年の大統領選直後にハーバード大学で開かれた陣営幹部の会議に出席し、次期大統領のことを誤解しているとして記者たちを叱責した。「これがメディアの問題だ。君たちはドナルド・トランプが言うこと全てを文字通りに受け取り過ぎた」とルワンドウスキ氏は述べた。「問題は、米国民はそうでなかったという点だ。彼らは理解していた」トランプ氏が大統領に就任してからほぼ4年がたち、米国民が彼を再選するか否かを決めるまで2カ月となった今でも、トランプ氏を分析しようとする試みにはこうした困難がつきまとう。発言を真剣に受け止めるべきか? あるいは彼は単に課題をコントロールしようとして記者団をもてあそんでいるのか? はたまた敵対者をおびき寄せて理性を欠いた返答をさせようとしているのか?
トランプ氏のショック戦術、この選挙戦でも全開
衝撃的な発言でマスコミ報道をコントロールする大統領
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