米マイクロソフトは10日、ロシア政府が背後で関与しているハッカーが米大統領選への干渉を再び狙っており、ここ数週間に民主・共和両陣営の関連組織200以上を標的にしたと明らかにした。中国もまた、民主党のジョー・バイデン候補に関係がある「有力者」に対しサーバー攻撃を仕掛けたほか、イランの工作員もドナルド・トランプ大統領の陣営関係者の個人アカウントを引き続き標的にしているという。マイクロソフトの担当チームは、同社の電子メールや他のサービスを利用する個人や組織に関して、サイバー攻撃の脅威を追跡することができる。マイクロソフトの分析は主に自社顧客に限られるため、米選挙に対する外国のサイバー攻撃の全容が把握できるわけではないが、米情報当局や他のセキュリティー専門家が最近公表した調査結果と重なる。
ロシア再び米大統領選に干渉、関連組織200超を標的に
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