元米ニュース番組のコメンテーターでトーク番組の司会者、メーガン・ケリー氏(49)が放送の現場に戻ってくる。しかし、今回手掛けるのはポッドキャストだ。ケリー氏が立ち上げた制作会社デビル・メイ・ケア・メディアは9月末、「ザ・メーガン・ケリー・ショー」の第1話を配信する予定だ。司会を務めていたNBCニュースの朝の番組が約2年前に終了した同氏は、このベンチャーに自ら出資している。「私が一番したかったのは、自分の解説をコントロールすることだった」とケリー氏は話す。「誰の言いなりにもならず、会社の上層部からプレッシャーを受けないようにするには、起業するしかない」ケリー氏はFOXニュースで12年過ごし、スターキャスターとして、また鋭いインタビュアーとして活躍。同局で最も傑出したゴールデンタイムの番組司会者となった。2017年、NBCテレビに6900万ドル(約73億円)の3年契約で引き抜かれ、朝の情報・ニュース番組「トゥデイ」の中の1時間番組「メーガン・ケリー・トゥデイ」や日曜夜の報道番組「サンデー・ナイト・ウィズ・メーガン・ケリー」に抜てきされた。