「とにかく合格したい!」「成績を上げたい!」と目標を持って勉強に励んでいても、こんな悩みにぶつかるでしょう。「続かない!」。どんなにいいやり方を手に入れたとしても、続かなければ意味がありません。勉強とは「すべり台」です。勉強ができる人は階段をささっと駆け上がって、一気にすべるイメージを持っています。それが「学びの自動化」です。すべり台に「すべって楽しむおもしろさ」と「勝手に進むラクラク」があるように、勉強も始めたら止まらなくなるのです。
『偏差値95の勉強法 頭のいい人が知っている「学びを自動化する技術」』には、「没頭力(自らのめり込む)」「論理力(文脈で考えられる)」「記憶力(つながりで覚えられる)」が同時に手に入る勉強法を収録。さらに「没頭力」を発揮することで、「最短で結果が出る」「1日が27時間になる」「努力を努力と思わなくなる」のです。勉強にハマる要素は、たくさんあります。学びの楽しさを実感し、目標を達成できる勉強法を手に入れてください。

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学習における深呼吸の重要性

「呼吸」は私たちが学習していくうえで非常に重要です。脳に酸素が不足した(二酸化炭素濃度が高い)状態では、思考力が低下し、焦り・不安が生じるなど心理的・精神的なデメリットが生じます。

 問題は、このような酸素不足の状態が日常生活のなかで容易に引き起こされることです。

 猫背で背中が丸まっていたり、足を組んで体がひねられていたりすると、十分に空気を吸うことができず、活動のパフォーマンスにマイナスの影響を与えてしまいます。学習塾を運営している私の感覚でも、勉強のために呼吸を意識している人はほとんどいません。

 また、長時間勉強を続けていると集中力が落ち、自律神経のバランスが崩れて、ストレスを感じ、気分が乗らずイライラしやすくなります。このような場面では呼吸が浅くなっていることが多いです。

 もちろん、勉強をいったん中断して休憩を挟むことは有効な手段ですが、深呼吸するだけでも疲労を軽減してリラックスすることができます。

『鬼滅の刃』の「呼吸」とは?

「週刊少年ジャンプ」の大人気漫画『鬼滅の刃』(きめつのやいば)には、敵である鬼を倒すための操身術「呼吸」が登場します。この「呼吸」には大きく分けて2つの段階があります。

 1つ目は「全集中の呼吸」。これは一度に大量の酸素を取り込むことで、身体能力を瞬間的かつ大幅に上昇させるというものです。

 2つ目に各流派の呼吸。鬼滅の刃では、登場キャラクターが全集中の呼吸により身体能力を向上させたうえで、各流派の呼吸法にしたがった剣技で戦います。

 作中では炎・水・風・岩・雷の5つをはじめ、さまざまな流派の呼吸が登場し、登場人物は自分の適正にあった呼吸を習得し極めています。実はこの「呼吸」の概念、私たちの学習にも大きく活かすことができます。