アップルは2020年9月期のタブレット型端末「iPad(アイパッド)」、ウエアラブル端末、サービスを合わせた売上高が1070億ドル近いとする堅調な業績報告を行ったが、まだ十分とはいえない定めにある。アップルは15日、新しいタブレット型端末「iPad Air(アイパッド・エア)」や腕時計型端末「Apple Watch(アップル・ウオッチ)」、さらにデジタル製品を一括提供する定額制の新サービス「Apple One(アップル・ワン)」を発表した。新型タブレットは同社で最先端のプロセッサーを搭載し、最低価格が前機種よりも100ドル以上高い。アップル・ウオッチの新モデルは同製品群の最上位と中価格帯のオプションをいずれも強化している。新サービスは成長を続ける幅広いサービスを最適な価格で一括提供する。20年9月期のアイパッド、ウエアラブル端末、サービスを合わせた売上高は計1065億ドルとなる見込みだ。