米電気自動車(EV)メーカーのテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は22日、2万5000ドル(約260万円)のEVを生産すると約束した。セル生産方式などの進歩で電池コストを半減させ、ガソリン車のコスト優位性をなくすとしている。同氏は技術イベント「バッテリーデー」で、「私を特に悩ませていることの1つは、真に手頃な価格のEVが当社にまだないことだ。われわれがこれから生産するのはこれだ」と述べた。「だがそのためには電池のコストを下げる必要がある」とした。テスラが3万5000ドルを下回るEVを販売するための主な障害は電池コストと考えられている。マスク氏は、進歩するのは電池のコスト低下だけではなく、走行距離も50%以上延ばすとし、このような安価なEVを3年程度で用意できるはずだと述べた。
テスラ、260万円のEV生産へ 電池コスト半減で=マスクCEO
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