米マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)は6日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)主催のイベント「CEOカウンシル」で、ソーシャルメディア(SNS)企業はインターネットの安全性への注力を強めるべきだとの考えを示した。また、同社の経験を中国の動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」に生かせた可能性があるとも指摘した。同社はこの夏、米政府がTikTokと中国との結び付きを国家安全保障上の懸念と指摘したことを踏まえて、TikTokの一部事業の買収に乗り出したが成功しなかった。ナデラ氏によると、TikTokは米政府の懸念を巡る対応への支援を求めてマイクロソフトに接触してきたという。
SNS企業、ネットの安全性に注力すべき=マイクロソフトCEO
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