新型コロナウイルスの感染者数が全米で増加している。飛行機の機内は社会的距離の確保がほぼ不可能な場所の一つだが、機内でのマスク着用に対する抵抗が広がっている可能性がある。米航空会社6社は機内でのマスク着用義務に著しく違反したとして1500人近い乗客の搭乗を拒否した(サウスウエスト航空とスピリット航空は搭乗拒否者数の公表を差し控えたため、両社の数字は含まれていない)。航空会社によると、マスク着用を拒否する乗客には政治的なものを含めさまざまな動機がある。客室乗務員協会(AFA)は、トランプ大統領がマスク着用の重要性を過小評価しているために違反が増えたと指摘する。ほとんどの航空会社は違反件数はそれほど変化していないと言うが、乗客の増加とともにマスク着用を拒否する事例が増えている航空会社もある。
機内のマスク着用、航空会社の規則では不十分?
米国ではマスク着用を拒否する事例が増えている航空会社も
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