米ビデオゲーム業界は新型コロナウイルスが世界的に大流行する前から、すでに何百億ドルをも生み出す一大産業だった。だがコロナ禍が、それを次のレベルへと押し上げつつある。  3月以降、多くの人々が映画館やレストランに行くのをやめる中、ビデオゲームや関連機器への支出が毎月のように過去最高を更新している。  「あつまれ どうぶつの森」などの新作や「グランド・セフト・オートV」のような旧ヒット作は、世代や地域を越えてプレーヤーをひきつけている。バーチャルな世界で友人や知らない人と交流する機会がかつてないほど増えていることも魅力の一つとなっている。