米一般調達局(GSA)のエミリー・マーフィー長官は23日、民主党のジョー・バイデン次期大統領に対し、政権移行に向けたリソースを提供する方針を明らかにした。GSAには民主・共和両党の議員らが判断を下すよう圧力をかけていた。民主党議員らは23日、バイデン氏を次期大統領と認め正式な政権移行プロセスを開始するようGSAに要求。また共和党上院議員らの間でも、選挙結果を覆そうとするドナルド・トランプ大統領から距離を置こうとする動きが広まっている。上下両院の民主党幹部らは23日にマーフィー氏に書簡を送付。バイデン陣営のチームへの財源や現政権の当局者らとの協力を可能とするよう、選挙結果を正式に認定することを求めていた。