ドナルド・トランプ米大統領は大統領選の結果を覆すための争いを続けると宣言する一方で、プライベートでは戦いは事実上終わったと理解していることを示唆し、今は次の一手を模索し始めている。トランプ氏の側近らが明らかにした。同氏の弁護士はミシガン、ペンシルベニア、ネバダの3州で開票結果に異議を申し立てていたが、いずれの州も今週に入り結果を認証。23日夜には一般調達局(GSA)が政権移行に着手するため、ジョー・バイデン次期大統領に連邦政府のリソースを正式に提供し始めると発表しているトランプ氏は23日夜遅く、「全速力で前進を続ける」とツイッターに投稿。選挙結果を左右させた不正があったとして、それを「絶対に受け入れない」と続けた。不正投票が幅広く行われたとする証拠はない。
形勢不利のトランプ氏、法廷闘争後を見据える
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