この連載はPRや編集の専門家でもないのに突然企業のウェブ担当になってコンテンツの更新や、サイトのPRを任されてしまった、そんなビジネスパーソンのためにティップスを提供しています。

予算がないからサイトの
PRは君に任せた!

  これまで2回にわたってウェブコンテンツを作る心構えを書いてきました。今回からPR活動にフォーカスしていきたいと思います。

 せっかく、キャンペーンサイトを作ったり、コーポレートサイトを作ったわけですから、そこにはぜひ多くの人に訪れてもらいたいものです。まあ、予算が潤沢にあればバナー広告を掲出することで多くの人を誘引することができるわけですが、世の中そんなに甘くないですよね。

 部長の「君を担当に付けているわけだから、ソーシャルメディアを活用したり、PRでわが社のサイトを広めてくれよ」という一言が待っているわけです。

「自分の仕事の意義がよくわかりません」(The Workaholics)

 そんな状況に置かれている人のために、今回から2回にわたって、主にネットニュースに対して自分たちが作ったサイトをPRしていく具体的なプロセスを解説していきます。

 まあ、AKB48の総選挙の動静からアップルの新商品発売まで、世の中の多くの人がネットニュースで情報を仕入れているわけですから、そのネットニュースに自分たちのサイトを紹介してもらったらかなり嬉しいはず。ではネットニュース編集部にどうアプローチしていくべきなのか? そのティップスをご紹介していきたいと思います。

リンクがぶら下がるのが
ポイントです

 ネットニュースに対するアプローチをなぜ最初に取り上げるかというと、二つ理由があります。

 一つは、うまく行けば自分の作ったサイトへのダイレクトな導線になるから。