米議会では、新型コロナウイルスを受けた追加経済対策法案の協議の時間をさらに確保するため、短期的なつなぎ予算の策定が検討されている。議会では17日も約9000億ドル規模の経済対策の詳細を詰める協議が行われている。現行予算の期限(19日午前0時1分)が迫る中、共和・民主両党の議会指導部は、追加経済対策で合意に近づいている。米国民への小切手支給や失業保険の上乗せ、中小企業やコロナワクチン配布への支援などが盛り込まれている。議会指導部は、コロナ経済対策法案と幅広い政府予算案を一括で採決しようとしており、現行予算の期限までの経済対策の取りまとめを目指していた。だが期限が近づく中、協議を行う議員らは、経済対策で最終合意に至るまでの短いつなぎ予算を採決する可能性があると述べた。
米議会、つなぎ予算検討 コロナ経済策の協議時間確保へ
有料会員限定
あなたにおすすめ