【ワシントン】ジョー・バイデン氏の大統領当選が確定した選挙人投票で始まり、米政府機関への大規模なハッカー攻撃の発覚、そしてマイク・ペンス副大統領のコロナワクチン接種で終えた先週、ドナルド・トランプ米大統領が公の場に姿を現すことはほぼなかった。
選挙から6週間が経過した今も、トランプ氏は選挙結果を覆すことになお余念がない。顧問らが明らかにした。トランプ氏は、選挙不正に関する州の公聴会のテレビ中継にくぎ付けになっており、顧問や弁護士らに対し、法廷争いを続けるようツイッターや電話で迫っている。だが、これまで大規模な不正が行われた証拠は確認されていない。