――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  中国のインターネット大手は今年、食品・雑貨の買い物客を巡って激しい争いを繰り広げている。この市場には大きな可能性があるが、不吉なことに、政府が関与を強めている。  中国の市場規制当局は、「社区団購」(コミュニティー共同購入)と呼ばれる、人気の電子商取引(EC)モデルに目を付けている。当局は22日、アリババとテンセントを含むインターネット大手6社との会合の後、一連のガイドラインを設け、消費者に害を与え競争を阻む恐れのある「略奪的価格設定」のような違法な慣行について、これらの企業に警告を発した。