――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米半導体大手インテルは、新たなトップの就任で原点へと回帰している。だが、このほかの多くの点では、この老舗半導体メーカーにとってもう後戻りは許されないかもしれない。  インテルは13日、ボブ・スワン氏に代わり、パット・ゲルシンガー氏が最高経営責任者(CEO)に就任することを発表した。スワン氏の実質的な在任期間はわずか2年半。インテルCEOとしては最短で、前任者(部下との不倫関係が明らかになり辞任)の約半分の期間だ。