【台北】台湾の実質的な駐米大使である蕭美琴氏(台北駐米経済文化代表処代表)はジョー・バイデン米大統領の就任式に出席し、過去40年続いた状況を打破することになった。蕭氏が就任式に招待されたことは、トランプ後の時代に米国の支援が薄れかねないと危惧する台湾市民の不安を和らげる形となった。  蕭氏は20日、バイデン氏の就任式を控え米議会議事堂の前に立つ自身の姿をビデオに収め、ツイッターに投稿。式典への出席を光栄に思うとし、「民主主義はわれわれ共通の言語であり、自由はわれわれ共通の目的である」と述べた。