米上院のミッチ・マコネル院内総務(共和、ケンタッキー州)は、ドナルド・トランプ前大統領の弾劾裁判を2月中旬に開始することを提案した。検察官役の民主党議員とトランプ氏の弁護団が、裁判に向けた準備時間を確保できるだろうと述べた。  マコネル氏は、先週下院が弾劾決議案をスピード可決したことを受け、「重大な事実関係、法的、憲法上の問題が絡んでいる」と指摘。今回の提案により「完全かつ公正なプロセス」が確保されるだろうと述べた。  下院は先週、ジョー・バイデン大統領の勝利を覆すための取り組みの一環としてトランプ氏が6日の議事堂乱入事件を起こした暴徒を扇動したとして、弾劾決議案を可決した。