「コンサルを使っても期待したほどの成果がなかった」という話は、しばしば聞く。コンサルにも「当たり」と「外れ」があるのも確かだ。顧客企業から見て「使えないコンサル」「外れコンサル」を見抜く方法はあるのだろうか。実は意外にも共通した傾向がある。(リポタ株式会社代表取締役、経営コンサルタント 中野豊明)
コンサルにも
当たり外れがある
「コンサルを使ってはみたものの、期待した成果を得ることができなかった」――。
私は、このような話を過去に何度となく聞いてきた。
「だからコンサルには期待しない」と…。
コンサルの側からすると、「顧客が当初から具体的に期待する成果を提示してくれていたのか」とか、「期待値が途中から変化したのではないか」など言い分もあるが、そうした状況への対応も含めて、「顧客の期待をできる限り達成すること」がコンサルの使命だと私は思う。
しかし、実際のところ、コンサルにも当たり外れがある。
今回は、「こんなコンサルは外れだ」という見極め方についてお話ししてみたい。