コンサルは顧客企業の成功のためなら、「プロ」として死力を尽くして努力するものだ。とはいえ、しばしばコンサルトにとって、「嫌な仕事」「間違った使われ方」というものがある。(リポタ株式会社代表取締役、経営コンサルタント 中野豊明)
コンサルを使い慣れた会社が
しばしば起こす「間違った使い方」
コンサルの顧客企業のバイヤーは自社の発展につながり、バイヤー自身が成果を出すためにコンサルを使う。時には「出世のための杖」としてコンサルを使い倒す。
コンサル会社は、それがどのような案件であっても、「顧客企業の成功」につながるのであれば、「プロ」としてその仕事を責任もって遂行する。それがコンサルの性(さが)だ。
長年コンサルをしていると、案件がこの大原則に則っていても、時には非常に後味の悪い仕事を経験する。
それはコンサルを使い慣れた会社が、しばしば「間違ったコンサルの使い方」をした時に発生する。
コンサルの目線で見た「コンサルの間違った使い方」とは、どういうものか?