最近、コンサル会社を志望し、「コンサルになりたい」という学生が非常に多くなった。筆者の学生時代はコンサル会社の知名度は極端に低く、隔世の感を禁じ得ない。筆者もうれしいし、コンサル会社も幸いだろう。就活生の面接といえば、かつて非常に驚き、衝撃を受けたことがあった。(リポタ株式会社代表取締役、経営コンサルタント 中野豊明)
就職活動の面接で
筆者が驚いた出来事
2021年が始まり、今年も就職活動が本格化する時期になった。ここ数年、コンサル会社を志望する学生が多く、今年もその傾向は続くだろう。
私も前職の外資系大手コンサルティング会社では何年にも渡り新卒者の最終面接を担当したが、採用期間には何十人もの面接官が持ち回りで面接を行い、ピーク時には1人の面接官が1日に4~5人もの候補者と面接を行う。
皆、優秀な学生ばかりだが、ある年の面接で候補者のコメントに対して、非常に驚いた出来事があった。