
中野豊明
大手コンサル会社は大学生の就職活動でも人気がある。東京大学を筆頭に、日本を代表するような有名大学の学生の応募も多い。それ自体はとてもうれしいことだ。しかし、どんなに偏差値が高く、有名大学の学生でもコンサルには向かない人材がいる。

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「部下の報告書がわかりにくい…」と思ったことや、渾身の企画書にダメ出しを受けた経験はないだろうか?その原因は、あっけないほど単純なものだ。今回は、経営コンサルタントとして活躍する中野豊明氏が、コンサル流の文章術を伝授する。外資系コンサル会社時代に徹底的に磨きをかけた、「ビジネスパーソンの習得すべき文章術の極意」とは?

スタンドプレーをしているわけではないのに、物事をスムーズに進めている人は周りにいないだろうか。実は、彼らには共通する「思考法」がある。その思考法は驚くほどシンプルだ。

近年、毎日のように耳にする「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」という言葉。「もう聞き飽きたよ」という方もいるかもしれない。だが、その定義を自分の言葉で語れる人はどのくらいいるだろうか?残念ながら、あやふやな理解のまま仕事をしているコンサルも多い。DXは単なるバズワードではない。ビジネスの発展や事業の存続に不可欠だ。その理由を解説しよう。

各業界で「システム障害」が頻発している。決して、ただのケアレスミスと侮ってはいけない。経営者は自らのクビが飛び、情報システム部門だけではなく会社全体の信頼を失墜させる大惨事、委託先のITコンサルやSEとは訴訟沙汰になるケースもある。一体どうしたらシステム障害をなくせるのか?実は私は「SEが要らない世界こそが理想」だと思う。その理由をお話ししよう。

コンサル会社は、学生の就職先としても人気だ。筆者も大手コンサル会社在職中は、採用試験の面接官も行っていたが、「この人は今すぐ採用したい」と思う人材には共通した特性があった。その特性とは。

これまで経営コンサルタントとしてグローバル化の支援を数多く経験したが、グローバル化に失敗する日本企業には根深い課題があると感じている。そこで今回は、実際にグローバル化を成功させた著名な経営者のお三方とのディスカッションをもとに、日本企業が絶対にハマってはいけない三つの落とし穴について解説したい。

「このままだと大変なことになりますよ」とコンサルに言われたことはないだろうか?これは時代遅れの「化石コンサル」がよく使う手口だ。残念ながら、「化石コンサル」に仕事を依頼してしまった企業は、必ずと言っていいほど後悔することになる。その理由と見分け方を解説しよう。

コンサルタントには「先見性」が欠かせない。しかし最近、「先見性」が希薄なコンサルが増えているように感じる。その理由を解説しよう。

日に日に勢いを増すコロナ禍。最近はいわゆる「専門家」の発言にいら立ちを覚えることが増えてきた。まるで、「ダメなコンサル」を見ているような気分になるからだ。その理由を解説しよう。

どんなに優秀なコンサルでも逃れられない「危険な落とし穴」がある。実は、顧客企業がやりがちな「ある振る舞い」が原因で、社運がかかったプロジェクトが失敗に終わるケースが意外と多い。あなたの関わるプロジェクトは大丈夫だろうか。

社運をかけたプロジェクトの成功をコンサルに託しても、あっけなく失敗に終わることがある。実は、その原因の大半がコンサル会社側にある場合、かなりの確率で当てはまる「失敗確定プロジェクトの共通点」があるのだ。あなたの関わるプロジェクトは大丈夫だろうか。

コンサルティング業界は「労働集約型」の産業だ。優秀なコンサルタントが多いほど売り上げも増え、稼げないコンサルタントは“コスト”として淘汰される。そのため、みな優秀であり続けるために身を粉にして働くが、他業界と同様に、その努力があだになって優秀な部下をつぶしかねない「危険な兆候」がある。

前職の外資系大手コンサル会社にいた頃からずっと、職場で非常に興味深いと思っていたことがある。「まじめでよく働くコンサルタントには、太った人がいない」のである。正確にいうと、“まじめなコンサルはダイエットに必ず成功する”という法則がある。その理由を解説しよう。

コンサル業界では30代以降の転職者が多く、他業界で事業を行う一般企業(事業会社)に転職する人もいる。しかし、残念ながらベテランコンサルになればなるほど、事業会社への転職はうまくいかないケースが多い。その理由を解説しよう。(リポタ株式会社代表取締役、経営コンサルタント 中野豊明)

パナソニックやオリエンタルランドなど、有名企業におけるリストラが相次いで報じられている。いずれも、対象は50代の「バブル世代」だ。私自身、バブル世代ど真ん中の人間なので非常に身に詰まされるものがある。今回はバブル世代の現役経営コンサルとしての立場から、「バブル世代の“本当の弱点”」を解説しよう。

成果に重きが置かれるコンサル会社では、評価・昇進制度が一般的な企業とは異なる。私の長年にわたる勤務経験を振り返ると「厳しいものだった」と言わざるを得ない。外資系コンサル会社を例に、その特徴を解説しよう。
![「クビになるコンサル」と「昇進するコンサル」の決定的な差[見逃し配信]](https://dol.ismcdn.jp/mwimgs/c/5/360wm/img_c5556ddbe791639f845f9518b8ed7cc119968.jpg)
成果に重きが置かれるコンサル会社では、評価・昇進制度が一般的な企業とは異なる。私の長年にわたる勤務経験を振り返ると「厳しいものだった」と言わざるを得ない。外資系コンサル会社を例に、その特徴を解説しよう。

コロナ関連で倒産する企業が続出し、企業における「勝ち組」と「負け組」の選別が進んでいる。しかし、コロナ禍でも、コンサルビジネスは活況だ。コンサル各社が「勝ち組」として選ばれる背景には、日本企業がコロナ前から抱える「ある事情」がある。

2020年度下半期ベスト4
大手コンサル会社は大学生の就職活動でも人気がある。東京大学を筆頭に、日本を代表するような有名大学の学生の応募も多い。それ自体はとてもうれしいことだ。しかし、どんなに偏差値が高く、有名大学の学生でもコンサルには向かない人材がいる。
