――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  任天堂は「ステイホーム」需要に乗り、市場予想をはるかに上回る好調さでハイスコアの記録更新に迫っている。だが、同社が10年以上前に最高記録を出した年の教訓に留意しなければ、投資家が再び興奮を味わえる日はまだまだ来ないかもしれない。  日本のゲーム業界の雄である任天堂の10-12月期の営業利益は前年同期のほぼ2倍となり、S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると、最も強気の予想をも上回った。2008年に記録した四半期の過去最高益に手が届くところまで来ている。