インターネット検索最大手グーグルを傘下に持つ米アルファベットが2日発表した10-12月期(第4四半期)決算は、ホリデーシーズンのネットショッピングが追い風となり、四半期ベースで売上高が過去最高となった。一方で注目されるクラウド事業については損失が続いていることを初めて明らかにした。  アルファベットの10-12月期売上高は過去最高の569億ドル(前年同期は432億ドル)。広告部門の売上高は462億ドルで、前年同期比22%増となった。ファクトセットによれば、アナリストらは売上高が527億ドル、そのうち広告部門の売上高は423億ドルになると予測していた。