明日の朝に向けて前向きな気持ちを整え、アラーム時計をベッドから離し、サイドテーブルにコップ1杯の水を準備して寝れば、翌朝の行動がスムーズに進むし、頭も早くスッキリする。あとはモーニングメソッドを実践するのみだ。

【必読ポイント!】
◆ モーニングメソッドの6つの習慣
◇(1)サイレンス

 多くの人は、豊かで充実した人生を送れていない。そこで著者は、自分の潜在能力の強大なパワーにアクセスし、人生のあらゆる分野を改善し、変化させ、変身させる6つの習慣を提案する。これこそが「モーニングメソッド」である。

 最初のメソッドは「サイレンス=沈黙」。一日の始まりを明瞭(めいりょう)で落ち着いた穏やかな精神状態で迎えることはとても大切だ。だから、朝起きたらまず、瞑想や祈り、深呼吸などをし、心を穏やかにする時間を持とう。

◇(2)アファメーション

 2つ目のメソッドは「アファメーション」だ。アファメーションとは、前向きな言葉を口に出し、それを自分の耳で聞いて潜在意識に働きかけることをいう。

 著者は事故の後、「僕は記憶力が悪い」と繰り返し口にし、自分に刷り込み続けていた。だがあるときから、「私は記憶力が悪いという思い込みを手放します」からはじまるアファメーションを続けたところ、2カ月ほどでその刷り込みが消えた。そして「アファメーションは本当に効く」という新しい思い込みができ、記憶力の改善だけでなく、人生のあらゆる分野においてアファメーションを作成するようにした。

 私たちは誰でも、無意識のうちに思考や思い込みや行動をプログラミングされているが、プログラミングはいつでも変更や改善が可能だ。アファメーションを使って、どんなときも自信を持って行動し、成功する人間になれるようにプログラミングしよう。

◇(3)イメージング

 3つ目は「イメージング」だ。達成したい目標や手に入れたいものを具体的に頭の中でイメージし、そのために必要な行動を心の中でリハーサルする。

 イメージングを実践している成功者は多い。たとえばプロゴルファーのタイガー・ウッズは、ショットを打つ前に必ず完璧なスイングをイメージするそうだ。