「働き方改革」で残業時間が制限されて、社内で思うように仕事ができないというビジネスマンは多い。そんな時、早起きしてその時間帯を有効活用する「朝活」は仕事時間を捻出するだけでなく、効率的な働き方としても注目されている。しかし、急に生活習慣を変えて早起きするのはなかなか続かないものだ。無理せずに「朝活」の習慣を身につける方法とは。(営業サポート・コンサルティング代表取締役、営業コンサルタント 菊原智明)
早起きによる「朝活」は
現代のビジネスには必須になる
今、「朝活」が注目されつつある。ちょっとした朝活ブームといってもいい。
その理由の一つは「働き方改革」だ。働き方改革によって自由に働けなくなるといった悩みを持つ人は多い。私の知人の営業マンは「やりたい仕事があるのに“早く帰れ”と18時には会社から出されてしまう」と嘆いている。自動的にパソコンがシャットダウンしてしまう会社もある。
残った仕事を家に持ち込めば奥さんや子どもから「家で仕事をしないで」と言われ、ファミレスかカフェで仕事をしなくてはならない。
しかも、そのカフェも同じような境遇の会社員がいっぱいで席が取れないこともしばしばある。