ドナルド・トランプ前大統領の弾劾裁判での目新しい――そして驚くべき――光景の一つは、民主党の進歩派議員によるマイク・ペンス前副大統領への称賛の連発だ。ホアキン・カストロ下院議員は10日、陪審員役の上院議員らに対し、「前副大統領と私は政策面ではあまりにも多くの点で意見が違う」と述べた。「しかし、彼は自らの誓い、信念、義務、そして何よりも憲法を守る人物だ」カストロ氏はその直後、ペンス氏を「愛国者」と呼んだ。他の民主党議員も同調した。米領バージン諸島選出のステイシー・プラスケット下院代議員は「ペンス前副大統領は大統領に立ち向かい、国民に真実を告げ、米国憲法を守る勇気を持っていた。これこそ愛国心だ」と語った。テッド・リュウ下院議員は、ペンス氏について「他の勇敢な当局者らが自分の立場を堅持したのと同様に、自らの立場を堅持した」と述べ、「ペンス前副大統領は、米国人であるということ、勇気を示すということがどんなことかをわれわれに見せてくれた」と付け加えた。
【社説】ペンス前副大統領への奇妙な称賛
トランプ氏の弾劾裁判でペンス氏を「愛国者」と呼んだ民主党議員
有料会員限定
あなたにおすすめ