米連邦議会占拠事件に絡んで訴追された200人近い乱入者の大半は極右組織との関連がなかったことが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の分析で分かった。これは、過激派を排除することの難しさを浮き彫りにするものだ。  米当局は1月6日の連邦議会乱入を受けて、過激派対策を強化していると話している。だが、極右組織「プラウド・ボーイズ」などの関係者を訴追しても、問題のほんの一部分にしか対処できないことが明らかになりつつある。