ジョー・バイデン米大統領は新型コロナウイルス支援法案の可決を目指しつつ、包括的な景気回復パッケージをまとめる作業に着手した。巨額費用のかかる新型コロナ対策の次の法案には、議会の懐疑の目が向けられそうだ。複数のホワイトハウス関係者は、バイデン氏が1兆9000億ドル(約200兆円)規模の新型コロナ支援法案の可決を優先していると語った。だが36年にわたり上院議員を務めたバイデン氏は、元同僚らとホワイトハウスで会合を開き、電話で協議するなど次の法案の下地作りを始めている。関係者らによると、バイデン氏と顧問団は水面下でこの件を数週間前から議員や議員側近などと話し合っている。バイデン氏は合意に至ることを楽観視しているという。
バイデン氏、コロナ支援の「次」準備 包括的な景気対策案か
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