ソフトバンクグループの投資ポートフォリオの至宝といえば、中国の電子商取引大手アリババグループだ。ソフトバンクは目下、韓国でそれを再現することを期待している。韓国で急成長しているネット通販大手クーパンは2010年に創業された。同社は今月、ニューヨーク市場での新規株式公開(IPO)を申請しており、早ければ3月にも実現する可能性がある。IPOではクーパンの評価額が500億ドル(約5兆2500億円)を超え、外国企業としては2014年のアリババ以来の規模になるとみられている。ソフトバンク傘下のテクノロジーファンド「ビジョン・ファンド」にとっては、またも予期せぬ利益が転がり込むことになる。ソフトバンクは株式38%を保有している。2015年以降に総額わずか27億ドルの投資で獲得した。
ソフトバンク、韓国のネット通販投資も結実目前
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