イランは23日、核開発を巡る国際的な監視活動を制限する一方、米国が2018年に核合意から撤退して以降で初の米査察団参加につながる欧州の提案を受け入れる可能性を示唆した。  イランはトランプ前政権が決めた制裁の解除を米国が拒んでいることを理由に、国連査察団に対する日々の核施設訪問の許可や、核施設の24時間映像の提供を打ち切ると表明。国際原子力機関(IAEA)が核開発活動の疑いを指摘している他施設についても、査察を禁じるとした。