【ワシントン】ジョー・バイデン米大統領は24日、半導体や医薬品、レアアースなど重点品目のサプライチェーン(供給網)の広範な見直しを指示する大統領令に署名した。同盟国との連携を強化すると共に国内生産を拡大させる狙いがある。  半導体不足は米国をはじめ世界の自動車メーカーに影響を与えており、バイデン政権の当局者は業界と協力して供給を確保しようとしてきた。自動車では、エンジン管理や自動ブレーキ、運転支援など多くのシステムに半導体が使われている。