石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は4日にオンライン形式で開いた会合で、現行の減産体制を来月までおおむね据え置くと決定した。石油価格が上昇基調にある中でも世界的な供給量の上限を取り払わなかった。  石油の値上がりを踏まえてOPECプラスが増産に転じると予測していたトレーダーは不意を突かれた。  複数の関係者によると、OPECの盟主サウジと非加盟国のグループを率いるロシアはこの日、増産に向けて別々の提案を検討していた。サウジは1月に発表した単独減産を、数カ月で緩和する計画だった。