
英国コッツウォルズの国際試乗会の会場に
エースマン/コンバーチブル/3ドアのJCWが集合
2024年はMINIにとってコメモラティブな年となった。新世代モデルが一気に発表、発売されたからだ。4世代目となった3ドアハッチバックを筆頭に5ドア、コンバーチブル、エースマンが登場した。2023年後半にリリースされたカントリーマンを含め、すべてが揃い踏みとなったわけだ。
そんな年を象徴するように、「日本カー・オブ・ザ・イヤー2024-2025」の“インポート・カー・オブ・ザ・イヤー”に輝いた。これはMINIにとって初めてのこと。それだけデザインはもちろん中身も高いレベルで進化したということだ。それではMINIの次なる一手はというと、ご存じスポーツモデルのJCW。先日それらを集めたメディア向け国際試乗会に参加してきたのでレポートしよう。
英国コッツウォルズで行われた試乗会には4種類のJCWモデルが並んでいた。3ドアハッチバックのガソリンエンジン車とBEV、コンバーチブルのガソリン車、それとBEVのエースマンだ。

ここで注目したいのはBEVのJCW。開発陣にとってそれは初めての試みであり、かなり苦労を強いられた。JCWとしての運動性能をどうBEVで表現するかが最大のテーマとなった。