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コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、2021年1~2月度の牛丼チェーン編だ。

すき家・吉野家・松屋、前年割れ!
すき家が期待するエヴァンゲリオン効果とは?

 牛丼チェーンの主要3社が発表した2021年1~2月度の月次業績データは、以下の結果となった。

○吉野家(吉野家HD)の既存店売上高
1月度:前年同月比90.5%(9.5%減)
2月度:同82.9%(17.1%減)

○すき家(ゼンショーHD)の既存店売上高
1月度:前年同月比99.8%(0.2%減)
2月度:前年同月比92.1%(7.9%減)

○松屋(松屋フーズHD)の既存店売上高
1月度:前年同月比84.9%(15.1%減)
2月度:前年同月比81.0%(19.0%減)

 2月度の数字を見ると、すき家だけが唯一、前年実績の9割以内に下げ幅を抑え込んでいる。残念ながら前年実績を割り込んでいるため「好調」とはいえないが、緊急事態宣言下でも根強い人気を見せていることが読み取れる。