アントニー・ブリンケン米国務長官は今週、ベルギーのブリュッセルを訪問し、アフガニスタン内戦の終結に向けた計画策定について北大西洋条約機構(NATO)加盟国と協議する予定だ。これに先立ち21日、ロイド・オースティン国防長官が予告なしにアフガニスタンを訪問した。トランプ前政権と反政府武装勢力タリバン幹部は、5月1日までに米軍がアフガンから撤収することで合意したが、米当局者は、それを順守するかは明らかにしてない。バイデン政権の高官は、暴力が頻発していることから、期限までに米軍を撤収させるのは難しいとの姿勢を繰り返し示している。アフガンには少なくとも2500人の米兵と6500人のNATO軍兵士が駐留している。
米国務長官、アフガン内戦終結に向けNATOと協議へ
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