米マイクロソフトは、リモート勤務している従業員が再びオフィスで働けるよう準備を整えている。同社は新型コロナウイルスの感染拡大を受け1年以上前に米企業でいち早く従業員にリモート勤務への切り替えを要請していた。同社が22日明らかにしたところによると、ワシントン州レドモンドの本社とその近隣のオフィスは29日から一部の従業員はオフィスに戻り、他は在宅勤務とするハイブリッド勤務形態をとることになる。同社はブログへの投稿で「従業員にさらに柔軟性を持たせることを目指している。最も生産性が高く快適と感じる所で働けるようにすると同時に、ウイルスや変異株が引き続き懸念されることから在宅勤務を勧める」とした。マイクロソフトのオフィスは21カ国にあり、それぞれの所在地で地元当局の指針に従って勤務形態を調整する用意をすると述べた。今回の措置は、16万人余りの従業員の約20%が対象になるという。
マイクロソフト「ハイブリッド勤務」へ移行 29日から
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